
毎年たくさんの英語学習者が受験する英検ですが、試験対策が難しいですよね。特にライティングは一人では対策しにくいため、何をどのように勉強すればよいのか迷う方も多いでしょう。しかし、ライティングは1問あたりの配点が大きいため、得点源とすることで合格へ一気に近づくことができます。
このコラムでは、英検のライティングのコツや勉強方法などをご紹介します。ぜひ参考にして、合格をつかみ取りましょう!
① 試験内容
3級以上の級で出題されるライティング。これまでは、意見論述の1題のみでしたが、2024年度のリニューアルから、2題へと変更になりました。3級と準2級では、メール英作文と意見論述、準2級プラス〜1級では、要約問題と意見論述が出題されます。まずは、それぞれどのような内容なのかを見てみましょう。
1) メール英作文
問題用紙に書かれたEメールを読み、それに対して返信メールを書くという内容になっています。メールの文章を読み、指示に従って英文を書く能力が必要になります。3級と準2級では、以下の通り語数と指示内容が異なります。
・3級
語数の目安は15〜25語程度で、必ずEメール内にある下線が引かれた2つの質問への答えを入れなければなりません。
・準2級
語数の目安は40〜50語程度で、Eメール内にある下線が引かれた語について、具体的な特徴を聞く2つの質問を入れなければなりません。
2) 要約問題
3) 意見論述
3級以上の全ての級で共通して出題されるのが、意見論述の英作文です。もちろん、級によって難易度は上がっていきますが、自分の意見をまとめて英文にする力が必要なのは共通しています。
② メール英作文のコツ

・3級
相手からの質問に順番通りに適切に答えることが重要です。事実かどうかは関係ないので、自分が自信をもって書ける内容で答えてみましょう。質問に答えるだけだと語数が足りない場合は、関連した内容の文を最初か最後に1文付け足すと良いですよ。
・準2級
まずは下線部に関しての質問をいくつか考えてみましょう。日本語でも英語でも良いので、複数の質問を考えることが重要です。その中から自信をもって書ける質問を2つ選びます。すでにEメールの中に書いてあることは聞かないようにしましょう。
また、Eメールの最後にあるDo you think〜?の質問に答えるのも忘れずに!
リアクション→質問→解答のように、簡単なテンプレートを作っておくと便利ですよ。
③ 要約問題のコツ

・段落ごとに要点をつかむ
元の文章は、具体例等も含んだある程度長さのある文章です。全ての内容を理解して要約に入れ込もうとすると、目安内に収まらない長さになってしまいます。そこで意識してほしいのは、段落ごとにメインの文を見つけることです。段落ごとに内容を捉えることで、要点だけに注目することができます。
・ディスコースマーカーを活用する
ディスコースマーカーとは、文と文の流れを明確にするつなぎ言葉で、論理的な関係を表す単語やフレーズのことです。
英文を読む際に意識することで、本文の構成を素早くかつ正確に捉える事が出来ます。また、要約する際にもディスコースマーカーを上手く活用することで、文章の構成を明確にし、まとまった英文にすることができます。
ディスコースマーカーの例は以下の通りです(一部の例で、このほかにもたくさんあります!)
Instagramでも紹介してます👩🏫
逆接:but, however, although
対比:on the other hand, while
追加:in addition, besides
結果:as a result, therefore, thus
④ 意見論述のコツ

・テンプレート(型)に沿って書く
級によって語数が様々ですが、基本的には意見→理由→結論の順で書くことを意識しましょう。自分の書きやすいテンプレートを作成し、それに沿って書くことでどんな問題が来ても、わかりやすい構成の英文を書くことができます。2級までは段落分けしなくても減点はありませんが、準1級以上は段落分けも必ず行いましょう。
例:
I think ~ .
First, 理由①. 理由①の具体例.
Second, 理由②. 理由②の具体例.
Therefore, 結論.
※3級~準2級プラスまでは語数の目安が少ないので結論まで入れなくても大丈夫です◎
・自分で書ける表現、理由にする
自分の意見に合った文章を自信をもって書けるのであれば、それがベストですが、自分の意見通りでなくても問題ありません。減点されないように、自分が書ける単語や表現、理由で書きましょう。自分がどちらの立場かは一旦置いておいて、賛成・反対両方の理由を考え、書きやすい方を選ぶのがおすすめです。
⑤ おすすめ勉強方法

英作文を書くためにはある程度の単語力が必要になるため、単語帳の学習は必ずするべきですが、その他におすすめなのが次の2つです。
・使えるフレーズを覚えてストック
英作文で使えそうなフレーズをいくつか覚えておくと、書くときに「文章が思い浮かばない…!」と慌てることがなくなります。引き出しが多ければ多いほど、有利になるので、使えそうな表現を見つけたらストックしておきましょう。
また、意見論述の英作文を書く際にもディスコースマーカーを活用できると、構成点で高得点が取れますよ!
例:
I have two reasons. (2つ理由があります。)
It is important for 人 to do ~. (人にとって~することは重要です。)
For example / For instance, ~. (例えば、~。)
For these reasons, ~. (これらの理由から~。)
・模範解答を写す
過去問の模範解答を写してみると、合格するために重要な英作文の構成に慣れることができます。写していく中で、使える表現や単語を覚えることができるので英作文初心者の方におすすめです。解答の傾向を学んで、自分なりのテンプレートを作ってみると英作文に対してのハードルが低くなりますよ。まずは最新の過去問から写してみてください。ある程度できたら、自分で英作文を書いてみましょう。必ず誰かに添削してもらうのを忘れないでくださいね!
⑥ まとめ

いかがだったでしょうか。一人では対策しにくいライティングですが、コツさえつかめば一気に合格へ近づくことができます。ご紹介した勉強方法をぜひ参考にしてみてくださいね。EnglishOneでも英検対策を行っています。ご興味のある方はお問い合わせください。
※2025年現在、満員御礼







