今回は特にマタニティ期におすすめの絵本!
先日、英語で胎教!?の記事を公開しました!
その中に、おすすめの胎教として「英語絵本の読み聞かせ」について書きましたが、絵本と言ってもたくさんあるので何から読めばいいかわからない…と迷ってしまった方のためにおすすめ絵本をご紹介します♪
実際に筆者が手に取って読んでみた絵本をご紹介しますよ~
英語絵本は子ども向け?
今回は、胎教のひとつとしてご紹介していますが、英語絵本は英語が好きな方ならマタニティでなくても楽しめるものです。お子さまがいらっしゃる方は読み聞かせが可能かもしれませんし、これを読んでいる方が学生さんでも大人の方でも、意外と英語絵本に出てくる文章は難しいこともあるので学びになりますよ!
ぜひ手に取って読んでみてください。
英語絵本で学べること
英語で絵本に親しむことで、まだまだ知らない単語に出会ったり、こんな表現ができるんだ!という新しい発見があったりします。読みながらそのような発見ができるので、楽しいですよ!
さらに、日本語版と英語版がある絵本を読むと、言語の違いを改めて実感したり、この本は英語のほうが言いたいことが伝わってくるな~とか、この本は日本語のほうが「音」(日本語独特の擬音語や擬声語)を楽しめるな~とか興味深い発見もできます。
日本語と英語のそれぞれがもつ「良さ」のようなものに、改めて気が付くことができるのも英語絵本の良いところだと感じます。
言語学習者として、それぞれの言語がもつ素敵なところを知っておくことは異文化理解のひとつにもなりそうですね。
マタニティ期におすすめ!英語絵本
1. Someday
タイトル: Someday(ちいさなあなたへ)
著者: alison mcghee and peter h. reynolds(アリスン・マギー・作 ピーター・レイノルズ・絵 なかがわちひろ・訳)
出版社名: Atheneum Books for Young Readers(主婦の友社)
※上記表紙画像は、日本語版のものです。
累計販売冊数65万部を突破したベストセラーで、ママが子どものことをどれだけ愛しているのか熱い思いがつづられている絵本です。
成長していく我が子を見守るママの気持ちになると涙が出そうになります…!
日本語版と英語版の両方発見したので、どちらも読んでみました👀✨(ちなみに日本語版のタイトルは「ちいさなあなたへ」です。英語版のタイトルを直訳したら「いつか」になるので、全然違いますね!!笑)
個人的には、英語版のほうがしっくりきました!(それもそのはず、こちらの絵本はアメリカ人の絵本作家がつくった絵本なので、もともとが英語の絵本です。それを日本語に訳したため、英語版のほうがなんだかしっくりきたのではないかと思います。)
英語版は各ページが、タイトルである “Some day,…”から始まっており、リズムよく読み進めることができるので、日本人にも読みやすい絵本となっています。
2. GUESS HOW MUCH I LOVE YOU
タイトル: GUESS HOW MUCH I LOVE YOU(どんなにきみがすきだかあててごらん)
著者: Sam McBratney illustrated by Anita Jeram (サム・マクブラットニィ・作 アニタ・ジェラーム・絵 小川仁央・訳)
出版社名: R.I.C. Publications(福音館書店)
※上記表紙画像は、日本語版のものです。
いつも仲良しの小さなうさぎと大きなうさぎが「大好き比べ」をします。
お互いのことが大好きな二人が、いろいろな表現を使ってどのくらい好きなのかを伝え合います。温かい気持ちになれる1冊です。
英語学習の観点で見てしまうと、たくさんの比較級(-erやas~asなど)が出てくるので、こんな風に比較級が使えたら素敵だな~なんて、思いながら読むこともできます笑
ちなみに、日本語版のタイトルは「どんなにきみがすきだかあててごらん」です。
こちらは日本語のタイトルと英語のタイトルはそこまで変わらないですね。しかしながら、やはり原作が英語なので読んだ感じは英語版のほうが何度も繰り返し出てくる比較級の表現でリズムよく読み進められる感じがします!!
3. I Love to Take a Bath
英語版
タイトル:I Love to Take a Bath
作:Written by Kyoko Matsuoka
絵:Illustrated by Akiko Hayashi
訳:Translated by Mia Lynn Perry
出版社名:R.I.C. Publications
日本語版
タイトル:おふろだいすき
作:松岡享子
絵:林明子
出版社名:福音館書店
こちらの絵本は原作が日本語の絵本です。日本語版は「おふろだいすき」です。
自宅にこの絵本の日本語版があったので読んだことがあり、個人的に好きな絵本で、たまたま英語版を見つけたので読んでみました。
小さい頃は、なぜか決して大人には見えない何かが見えたり、聞こえたり…。この絵本は、お風呂がだいすきな主人公の「ぼく」がお風呂で不思議な体験をするお話です。
英語版のほうが文章が長いので、少し読むのが大変ですが、日本語版を読んでから英語版を読むとその違いに気づき面白いです。出てくるキャラクターの名前が全然違い、きっと外国で耳なじみの良い名前に変えてあるのかな~という雰囲気でした。
それから、こちらの日本語版は、日本語特有の擬音語や擬声語を楽しめる絵本でもあるので、英語版のほうはその「音」の楽しみが少し減ってしまうような気がしました。日本語絵本は特有のさまざまな「音」を楽しめるところも良いところなのかもしれないなという発見がありました。
まとめ
今回は特にマタニティ期におすすめの英語絵本として3冊ご紹介しましたが、最初にも述べたように、マタニティの方だけでなく、幅広い世代の英語を学ぶみなさんにぜひ手に取って読んでいただきたい絵本となっております。
日本語版も英語版も両方ある絵本に親しんでみることで、それぞれの言語の違いにも気づくことができ、言語を学ぶということがより楽しくなるので、上記以外にもたくさんの絵本にぜひ触れていただきたいです!
筆者と同じマタニティの方で英語絵本に興味がある方はぜひ最初の1冊に、今回紹介した本を手に取ってみてはいかがでしょうか。日本または世界のどこかで、赤ちゃんが生まれる前のひと時を英語絵本と一緒に過ごしている人がいてくれたら嬉しいです。
英語絵本に親しめる施設のご紹介
ここで!おすすめの施設をご紹介します。
鴻巣市にある「もりのえほんかん」をご存じですか。
閑静な住宅地や畑が広がる空間に素敵な古民家があり、中に入ると昔ながらのつくりの建物に畳、そして英語絵本と日本語絵本がなんとセットでたくさん置いてあります。
今回私が紹介した絵本のように、日本語版と英語版両方で絵本を楽しめることができますよ。
留学生をお招きしたイベントや簡単な英語を使ったあそびのイベント、大人向けの絵本イベントも開催されており、子どもたちもその保護者の方も一緒に楽しめる場所になっております。
EnglishOneの生徒さんの中にも何人か実際に足を運んでくれた方がいるようです…!感想を聞いてみたいですね。
詳細はInstagramからもご覧になれますので、ご興味のある方はぜひ!こちらから!!
9月にも関わらず、まだまだ毎日暑い日が続いていますね。この機会に涼しい室内で絵本に親しんでみませんか。