英語の習い事、といったら教室に子どもを送迎して終わったら迎えに行って…というスタイルしかなかった時代はもう終わりを迎えています。ここ数年で、特にオンラインでレッスンを受けるという形態が人気を高めています。
実際、共働きで両親が多忙な家庭が多かったり、物価の高騰で子どもの教育に充てられる費用に限界があったりするとどうしても、安価でかつ自宅で英語教育ができるオンラインレッスンは魅力的です。
しかし、この記事をお読みになっている保護者の方はきっと迷っているはずです。本当にオンラインでいいのか―その迷いを解決する一つの手立てとして、こちらの記事が参考になったら幸いです。
オンライン型英語教室と通学型英語教室の比較
オンライン型英語教室と通学型英語教室には、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。以下の表を参照し比較していきましょう。
オンライン型 | 通学型 | |
月謝 | 約3,000/月~(平均約5,000/月) | 約6,000/月~(平均約10,000) |
入学金+設備費や管理費 |
なし(が多い) | あり |
教材費 | なし(月謝に含まれていることが多い) | あり(別途必要なことが多い) |
レッスン時間 | 1レッスン30分程度 | 1レッスン40~50分 |
レッスン形態 | プライベート(が多い) | グループもプライベートもある |
レッスンの頻度 | 好きな時に月に複数回受講可能(なところが多い) | 毎週固定(が多い) |
発話量 | 多い(個人レッスンの場合) | レッスン形態による |
送迎 |
なし |
あり |
待ち時間 | なし | あり |
諸手続き |
オンライン上で簡単に済むことが多い | 教室で所定の用紙への記入等を求められることがある |
集中力 | 保つのが難しい | 比較的集中できる |
モチベーション | 保つのが難しい | 比較的保てる |
対人コミュニケーション力 | ある程度向上が見込める | 向上が見込める |
生の英語 | 機械を通して触れることができる | 人が実際に発する英語に触れることができる |
英語学習の習慣化 | 個人の意思の強さによる | 仲間や先生の影響で多少習慣化が促される |
担任制 | 先生が毎回異なる場合もある |
基本的に年間固定の担任制 (年度ごとに代わることがある) |
レッスン参観 | 家で毎日レッスンの様子を観察できる | 発表の機会があった際には見に行くことができる |
このようにどちらにも一長一短があり、ご家庭の状況やお子様の性格に応じて、ぴったりの教室形態は変わってくるように感じますね。
オンライン型英語教室と通学型英語教室のメリットとデメリット
オンライン型英語教室のメリット
オンライン型英語教室の最大のメリットは、費用面と保護者の方の負担がかなり少ないことです。通学型を選択することで送迎の時間やレッスン終了を待機する時間が発生するので、共働きやお子さんが多いご家庭では時間を捻出するのが難しいことも多いでしょう。そういった場合は、オンライン型英語教室を選ぶのがベストと言えます。家で子どもの英会話レッスンを観察しながら家事を済ませることも可能です。また、費用面についても、子どもが英語の習い事を継続できるかわからないのに、高額の入学金や設備費、教材費を支払って通学型の教室に通わせるよりも、まずは気軽に月謝のみで始められるオンライン型英語教室のほうが無駄が少ないようにも感じます。
オンライン型英語教室のデメリット
オンライン型英語教室には次のようなデメリットもあります。
特に低学年以下のお子さんは、授業中、長い時間座って集中することが難しい場合もありますよね。オンラインレッスンの場合は、まとまった時間画面の前で座ってレッスンを受けなければなりません。もちろん、プロの講師は小さい子どもを飽きさせないために、あの手この手で工夫を凝らした動きのあるレッスンをしてくれることもあるかもしれませんが、限界もあります。飽きて集中が続かないのに、画面の前でレッスンを受け続けるのはもったいないです。このような時に、通学型英語教室であれば先生がその子のすぐそばで声をかけたり、より動きのあるアクティビティを取り入れたりして、もう一度集中力を高めることも可能です。
また、モチベーションを高めることが難しいこともあります。通学型のように固定された曜日に毎週通うわけではないので、本人のやる気次第でサボることも簡単にできてしまいます。本人のやる気がものすごく高い場合は別ですが、「やらされている感」があるうちは、保護者の方の声掛けも必須になりそうです。さらに、講師も固定ではないので年間を通して同じ先生に成長を見届けてもらえるわけではなく、レッスンのたびに別の先生になってしまう可能性もあります。お子様の得意や苦手を細部まで理解していない講師がレッスンをすることで伸び悩む可能性もゼロではありません。
通学型英語教室のメリット
通学型英語教室の最大のメリットは、モチベーションを高めやすいことと対人コミュニケーション力を向上させられることです。オンラインよりも費用がかかったり送迎の負担があったりしますが、その分子どもの力をより伸ばすことや英語を長く続けることには、通学型英語教室が向いています。
通学型英語教室では、プライベートレッスンだけでなく、グループレッスンも用意されていることがあります。グループレッスンの場合は、自分と先生以外にも友だちがいて、友だちと切磋琢磨し合うことができます。子どもたちは、友だちのことをよく見ていて、どこかに「負けたくない」という闘志があるように思います。英語のゲームをすると一人ひとりがメラメラと燃え、一生懸命習ったことを使って友だちと勝負している様子がよく見られます。負けるとものすごく悔しそうですが、友だちと自分を比較する機会があることで「もっと自分もがんばろう」という向上心が生まれ、それがモチベーションにつながります。逆に勝つと「自分は結構英語ができるなあ」と自信になります。
さらに、友だちや先生と英語でやりとりができるので、人と英語で会話することを実地で学べますし、友だちと先生を前に英語で発言したりスピーチの発表を行ったりすると、緊張は伴いますが、これも自信に繋がります。誰かと一緒にレッスンを受けることの利点は多くありますね。
友だちとがんばりたい!先生にたくさん褒められたから続けたい!そんな気持ちになりやすいのも通学型英語教室の特徴です。先生については、年間を通して固定、もしかすると何年も同じ先生から学べるということもあるかもしれないので、我が子のことをよく理解してくれる質の高い講師に長い間見てもらえる可能性もあります。英語学習だけでなく、なんでもそうですが「継続」は上達への鍵となります。お子さんが自ら学びたいという気持ちを高め、楽しんで続けられたらベストですね。
通学型英語教室のデメリット
食費、光熱水費、ローンや家賃…日々の生活に欠かせない費用はいろいろあります。そこにプラスして子どもの教育費がかかってきます。習い事にかけられる費用はご家庭によってさまざまかと思われますが、できる限り費用を抑えたいと思う方も多くいらっしゃると思います。
通学型英語教室のデメリットとしてはやはり、費用がオンラインよりも高額であることが挙げられます。通学型の場合、入学金が高額であったり、教室を維持するための家賃や光熱水費等がかかったりするため、どうしても設備費や管理費といった諸費用もかかります。また、オンラインでは月謝に教材費が含まれることが多いですが、通学型の場合、入学金や管理費に加えて別途教材費も必要になることが多いです。物価高騰中のこのご時世において、子どもの習い事にお金がかかるのは家計の負担になってしまうご家庭もあるかと思います。
手続きについても、オンラインの場合は手続きまでもオンライン上ですべて完結してしまう場合が多いですが、通学型の場合は教室に出向いて入学のための書類作成をしなければならない場合があります。時間に余裕がないときは手間がかかって大変です。
メリットを比較
次に、通学型とオンライン型のメリットを比較してみましょう。
オンライン型英語教室は、明らかに保護者の方の負担が減ります。保護者の方が多忙であり、子どもの教育に充てられる費用に限りがある場合、オンライン型英語教室を選択した方が無理なく継続することはできそうです。一方、通学型は保護者の方の負担はあっても、子どもの真の英語力を伸ばすのには最適とも言えます。毎週固定された曜日に英語学習を行い、友だちや先生との関わりの中で自分自身を見つめ直しモチベーションを高めることができます。家計に余裕がある場合や、子どもの教育にはお金をかけても力を入れたい、友だちや先生といった家族以外の人と関わることでコミュニケーション力や人前で自己表現をする力を養ってほしい、といった思いがあるならば、通学型を選択するほうが、子どもにとっても後に役に立つ力が身につくのでより良い気がします。
デメリットを比較
次に二つのデメリットを比較してみます。
通学型の場合は、やはり費用と保護者の方の時間が削られてしまいます。お金もあって時間もあるという状態には誰もがなかなかなることができないかと思いますが、仮に両方ないしは片方に余裕がある場合は通学型を検討しても良いかもしれません。「英語は習わせたいけれど、家計に余裕がない」「子どもが英語に興味をもっているけれど、共働きで教室への送迎が難しい」といった両方にあてはまる場合は、通学型の教室を選ぶと、親自身が途中で継続することが苦しくなってしまうかもしれません。
一方、オンラインの場合は、お子さんが継続して学ぶことが困難になる可能性もあります。いくら英語を習い事として始めたとしても、1回分のレッスンに集中していていなければ英語力を上げることは難しくなります。画面の前でまとまった時間集中して取り組めないお子さんの場合は、楽しいという気持ちがあっても身につかないということも考えられます。また、画面越しで先生が褒めたり励ましたりしてくれることはあるかもしれませんが、体温を感じる先生がその場で激励の言葉を発してくれることはありません。そして、その教室に通うほかの生徒さんと接触することはないため、子ども同士で高めあったり、友だちを見て「自分もがんばろう」という刺激を受けたりする機会もほとんどありません。
周りの人との対面での関わりが以前より減っている世の中の流れに乗って、画面越しの関わりで英語力を上げていき、費用や時間を節約するのか、少しでも対面での関わりを通して英語力だけでなく、生きる上で必要な対人コミュニケーション力をあげていくのか難しい選択ですね。
オンライン型英語教室と通学型英語教室 どちらが向いているか診断しよう
Let’s try ‼️
なんとなく比較はできたけれど、うちの子にはどちらが向いているのかな?とまだ迷われている保護者の方も多いと思います。上記の比較やメリット・デメリットをもとに、簡単な診断チャートをやってみましょう。(水色:はい 青:いいえ)
※こちらのチャートはあくまでも参考程度にお試しください。
いかがでしたか?
ご家庭の都合もあるかと思いますが、お子様のタイプによって向いているレッスン形態は変わってきます。診断を参考に、より詳しくどちらが我が子の習い事に適しているか考察していきましょう!
オンライン型英語教室が向いている子供
◎性格があまり社交的ではない
子どもたちの性格は千差万別です。誰とでもすぐに仲良くなれていつも堂々としている子もおとなしくて人前で話すのが苦手な子もいます。後者の場合は、レッスン形態をよく吟味する必要がありそうです。
オンラインレッスンの多くは、マンツーマンのプライベートレッスンです。個別レッスンの良いところは、レッスン中その子だけの空間が生まれるのでたくさん発話ができますし、講師もその子のペースで学習を進めてくれるところです。そのため、なかなか自分を前に出せないお子さんも一対一でじっくり学ぶことが可能です。通学型のスクールでも、プライベートレッスンのメニューがある教室もありますが、対面で通学ですと、やはり費用が気になるところではあるでしょう。
◎まとまった時間落ち着いて画面や机に向かうことができる
学年が下になるほど、長い時間じっとしてレッスンを受けることは難しいです。実際に、低学年の生徒さんとオンラインレッスンをすると「あ、もう飽きているな」というのをレッスン開始から10~15分くらいの時点で感じます。講師側は飽きがこないようできる限り工夫はしますが限界があります。高学年であっても、自宅の環境が問題で、他の家族がうろうろしていたり、テレビがついていたりする部屋でオンラインレッスンに取り組んでいる生徒さんは「今日の学習、本当に頭に入っているのかな」と疑問に思うことがあります。4~6年生くらいで集中できる時間が比較的長い学年であり、もともとひとつのことに集中できる性格で、かつ自宅に集中してオンラインレッスンを受けられる環境が用意できる場合は、通学型の教室にわざわざ通わなくても十分英語力を高めることが可能だと思います。
通学型英語教室が向いている子供
◎性格が社交的
社交的なお子さんは、どんなレッスン形態にも柔軟に合わせられる能力をもっていることが多いですが、オンラインのプライベートレッスンだと物足りなさを感じることもあるかもしれません。友だちと一緒に英語のゲームや歌で盛り上がったり、先生とのやり取りを楽しんだりする方が本人のモチベーションにつながる場合もあります。
社交的なお子さんは、他の友だちにも良い影響を与える場合があります。物静かな生徒さんが多いクラスに一人社交的なお子さんが参加するだけでクラスの雰囲気がパッと明るくなります。普段から積極的な姿勢をほかの友だちにも見せることができるため、クラスのお手本になり、自信をつけることができます。ほかの友だちもそれを見て刺激を受け、クラス全体で「英語を学ぶぞ!」という前向きな雰囲気ができあがります。こういったクラスの雰囲気が子どもたちに英語学習を継続したいと思わせることもあります。
さらに、社交的なお子さんは間違ったりうまくできなかったりすることをそれほど気にせず、とにかくやってみる!という気持ちが大きいことも多く、こういった姿勢をもっているお子さんはとても英語学習に向いています。日本人の多くは「間違うことが恥ずかしい」「正しい英語を話さなければならない」という恥の文化をもっています。その中で、とにかく挑戦してみて間違ったときは直せばいい、努力すればいいと思える性格の場合、活動量が必然的に増加するので、どんどん英語の力が伸びていくことが期待できます。
人が好き、友だちと関わることが好き、間違ってなんぼ!そんなお子様はぜひ通学型の教室で持ち前のコミュニケーション力にさらに磨きをかけてほしいなと思います。
◎まとまった時間落ち着いて画面や机に向かうことがやや難しい
人一倍元気がよくやる気が高いけれど、落ち着いて学習することが苦手…そのようなお子さんもいます。オンラインレッスンでは、その子の近くまで行って声をかけることが難しく、動きのあるゲームをするのにも限界があります。しかし、通学型レッスンであれば、その場で先生が声をかけたり動きのある活動を取り入れて集中力を再度高めたりすることが即時にできます。プロの講師はそのような生徒さんの気持ちをレッスンに向かわせることも上手です。その生徒が興味を持ちそうなゲームを用意したり、テンポの良いレッスンを展開したりして、元気いっぱいの生徒を飽きさせずにレッスンすることが可能です。レッスン中に「静」と「動」をうまく取り入れることで、有意義なレッスン時間を過ごすことができるでしょう。
通学型で、さらにグループレッスンの場合は、周りの影響で困った行動を多少慎むことができることもあります。先生に褒められている友だちを見て、自分も褒められたい!とがんばることもあります。みんなの前で褒めてもらえた時はうれしさもひとしお。英語学習への意欲も高まりそうです。
目の前に先生がいなくても、テンポの良いレッスンを受けることや先生に褒められてやる気になることはできるのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、目の前に体温を感じる3Dの人間がいるのと画面の向こうに2Dの人間がいるのとでは、やはり違いがあるような気がします。
まとめ
オンライン型英語教室と通学型英語教室の違いについて、表やチャート、メリットとデメリットを用いて比較してきました。一概にこれがベストです!とご提案はできないのが正直なところで、お子様の年齢や、特質、家庭の状況、自宅の環境を総合してオンライン学習に向いているのか、教室に通わせた方がいいのか判断することが重要だと言えます。せっかく費用を払って学習させるなら子どもの身になる形で続けてもらいたいですよね。
費用のこと、送迎のこと、子供の性格のこと…決め手となりそうなことをいくつか挙げましたが、最も大切なことは子どもが楽しいと感じることができ、長く継続できることです。英語だけでなく、スポーツや文化的な習い事もそうですが「継続は力なり」は真実です。筆者が自分の人生を振り返ってみても、途中でやめたこと、今でもずっと続けていること、どちらもありますが、やはり途中でやめたものは能力も中途半端で得意になりきれずに終わってしまっています。一方で、小さい頃から今に至るまで続けられたことは自分でも自信をもって得意です!と言えるくらいの能力をもてるようになりました。筆者にとって、継続できたことが実は英語だったのですが、こうして仕事で英語を使いやりがいがあると感じられる毎日を過ごすことができています。
通学かオンラインか迷われている場合は、まずは一度体験レッスンを受けてみることをお勧めします。多くの教室は無料で体験レッスンをすることができ、時期によっては期間限定のキャンペーンにより入学金や教材費が割引になる場合もあるので、その時期に合わせて入会を決定すると費用面の負担も少なくできるかもしれません。
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通学であってもオンラインであっても、お子様が心から「楽しい!」と思えるスタイルで英語学習を始めることが継続の鍵となることでしょう。
EnglishOneのレッスン
当スクールでは、通学とオンライン両方のレッスンスタイルがございますが、通学が主流です。もっと安く手軽に自宅でできる英語学習の形は当然あると思いますが、当スクールに通い続けてくれる生徒さんがいます。なぜか考えたときに思い浮かぶのは、教室にわざわざ足を運ぶことで英語学習に取り組む習慣ができること、対人コミュニケーション力を向上させられること、通学レッスンの質が高いことです。
◎モチベーションの向上と英語学習の習慣化
英語を上達させるには、学習を習慣化させることが最も大切です。極端な例でいうと1週間のうち、1日だけ1時間勉強し残りの日は一切英語に触れない場合と、1週間のうち6日間毎日30分勉強した場合を比較すると、後者の方が明らかに英語力が伸びます。人間誰しも怠けてしまいがちですが、教室にわざわざ通うようにすると教室で先生や友だちと顔を合わせて「私もがんばらないと!」とモチベーションを高めることができます。レッスンの後、家でも学習を継続できるかはその生徒さん次第なのですが、EnglishOneでは教室を自習室として利用することも可能です。実際に、自分のレッスンの前後で自習をしている生徒やレッスンとは別の曜日に来て自習をしている生徒さんも見受けられます。家でははかどらないけれど、教室に来ることで学習時間を増やし、レベルアップを図ることができています。
◎対人コミュニケーション力の向上
オンラインの場合は、画面越しの先生や画面越しの友だちとのやり取りで、なかなかリアルで人と対面して会話をするのとはどうしても違うものがあります。人が目の前にいる空気感や緊張感、相手の感情の伝わり具合は、対面の方が敏感に感じ取ることができます。本物の人を目の前にして会話をすることで、相手の感情を想像しやすくなり、自然に対人コミュニケーション力も向上します。
また、人の体温を近くで感じることで、人のよさを感じられたり、元気をもらえたりすることもあります。筆者だけの感覚かもしれませんが、私はオンラインで誰かと会話をし、それが終わった後いつも不思議と孤独感を感じます。実際に会ったときは「またね!」と駅で別れた後もその日の余韻を感じながら帰路に着けますが、オンラインでは「通話を切る」ボタンを押した途端急に、自分の部屋に一人でいる自分と向き合うことになります。急に楽しかった時間から切り離される感覚が、なんとなく冷たさや寂しさを感じさせます。人が目の前にいて会話ができる良さを感じたのは、このようなご時世になったからこそだと感じます。
対人コミュニケーション力が高まると良いことがたくさんあります。英検の二次試験や、いずれ誰もが経験する入試や就職の面接にも役に立つかもしれません。友だちなど人との関わりが上手になり、良好な関係が築きやすくなるかもしれません。オンラインコミュニケーションが流行する今、時代と逆行しているかのように感じる対面でのコミュニケーション力は、ないがしろにはできない力なのではないでしょうか。
◎通学レッスンの質が高い
オンラインでも通学でも質が高い教室はたくさんあるかと思います。質が高い教室にはみんなが通いたくなりますし、続けたくなりますよね。
EnglishOneでは前述のように、通学レッスンをメインとし、英語でのコミュニケーションを通して学習を進めていくレッスンを行っています。定期テストや受験対策でスクールに通っている生徒さんとも、試験対策だけでなく英語でコミュニケーションをとることを重視しています。文法や単語をひたすら覚えてテストで高得点を取るだけの学習とは異なります。さらに、困ったことや聞いてほしい話があった時には、耳を傾けることもできます。
どんなレッスンなのか通ったことがない方にはなかなか想像できないことかと思いますが、これからを生きる子どもたちに必要な「生きる力」のひとつが身につく教室といっても過言ではありません。対人でレッスンを行い、生徒と講師の間に確かな信頼関係を築き、長い間EnglishOneで学習した生徒さんは、ペースは人それぞれながら皆一様に成長を遂げています。
オンライン学習が主流となりつつある今こそ、もう一度多くの方に通学型レッスンの良さに気づいていただけるよう、今日も教室の扉をたたいた生徒さんたちに英語学習のサポートをし続けていきます。
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